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本年もよろしくお願いいたします
小学六年生の奈都は古い大豪邸父の実家で暮らすことになった。
父は職探しで不在、母は祖母の看病で不在となり、形見の狭い屋敷で一人夜を過ごすことになった奈都はクラスメイトの紹介で、小百合という中学生と出会い、屋敷に泊まってもらうことになる。
屋敷探検のなか屋敷に伝わる不吉な言い伝え、屋敷の人間関係を知り、更に警告のような片耳の切られたウサギのぬいぐるみに、奈都は怯えるのだが...
*****
とてつもなく大きい屋敷に居心地の悪さを感じる小学6年生の心には、とても恐ろしい出来事なのに、好奇心旺盛なさゆりが冒険(?)勇気をくれる。
言い伝え、一族の過去、親戚たちの人間関係が絡み合う。
児童書かな?とも思ったけど、複雑かつミステリーありで、大人が十分楽しめる。
僕の難病が両親を繋ぎ止めていたが、治ってしまったため離婚し、
僕はおばあちゃんと暮らすことになった。
ある日見たサーカスのチラシに幼い頃見た記憶が呼び起こされ、
興奮が止まらなくなる僕。
13歳の誕生日、僕は大好きなおばあちゃんと大家のおじさんと過ごした後、
サーカスに入団するために旅立つ....
自分の認めてもらうために前向きに健気に頑張る僕の姿勢と、
それを認め迎えてくれるサーカスの仲間が素敵。
13歳で自分の行く道を決めるという僕の心の強さもよい。
それぞれの事情を抱えながらも「お客様に楽しんでもらうため」が全ての、
このサーカスの人々は本当に素敵だと思った。
高校2年生の優香は修学旅行で乗り込んだ飛行機の中で、突然乗客が死亡していく事件に遭遇する。
運良く生き残った優香たち5人だが、この世のものとは思えない美しい容姿をした犯人4人が狙う研究データの秘密に触れてしまったため、命を狙われる。
生きる意味を問われながらも、必死に抵抗し生きようとする優香たち。
彼らは何者なのか、研究とは何か、そして優香たちの命は...
絶世の美形が出たところで映像化もあり?と思ったけれど、
その後のむごたらしい惨殺描写でナシだなと。ちょっとあまりにもあり得なさすぎる死の勢い。
ちょっとごちゃごちゃしてて、優香たちの心がメインなのか、美しい犯人たちの行動がメインなのか、一番重要なところがふわふわしてました。
キーワードの「NJ」が何なのか、それに繋がる人物と伏線が最後にあっさりちょっぴり出てきただけで勿体なかったかな。
1週間、「死」の見極めをする、死神。
音楽をこよなく愛し、クールで、ちょっとズレのある、死神・千葉。
彼が見極めた6人の人物との6篇....
なかなかカッコいいじゃないですか!
常に冷静で仕事は真面目にこなし、音楽を愛し、本人も気づかないうちに何故か深入りしてしまう・・・
死を確定する「可」の判断を下すにも、適当でなくその人物の行く末をきちんと見守ろうとするところもいいv
6篇の時間経過だそれぞれあり、最後には「ああ!」とにやりとしてしまい、ちょっとほろりとしてしまいました。
映画になってたんですね。
アニメでも見たい。
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クラスで外れているハツは同じく外れているにな川にふと話しかけたことから、
彼がモデルのオリテャンに夢中であることを知り、
そんな彼のオリチャン好きに付き合わされることになるのだが....
上手く笑っていれば仲間に入れてもらえるのに、、、あえてそれをしないハツの姿勢は素敵。
ただ見ていて辛い時もある。
同じくして独りのにな川はそんなこと気にせず、ただただ「オチチャン」に夢中。
ハツのもやもやした気持ち、そのやり場を「蹴りたい背中」としたのには納得。
誰もがどこかに小さいけれども狂気を持っていて、それは愛情でもあり侮蔑でもあり、
その表現方法がもどかしいけれど、わかる。
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少年王ジョフリーの死後、王座を守ろうとする太后サーセイ、鉄諸島では王座をかけて争う兄弟たち、
名を変えリトルフィンガーのもとで暮らすサンサ、兄に会うため壁へ向かうアリア。
王のいない七王国での次の王を巡り、戦火は広がってゆく....
主要人物だった王の肩書を持つジョフリー、ロブ、タウイン、ベイロン九世などがあっけなく死んだため、
その後釜を狙っての戦いが、いよいよ激しくなる。
悪女イメージのサーセイがヒステリックに地位を守ろうとする様子や、
相変わらず逞しいアリアが魅力的です。
箱に入ってばかりいたサンサがどう変わっていくのかも気になる。
主人公なんていない、いつ誰が脱落してもおかしくない展開に目が離せないです。
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こっそり真夜中の屋根に上る。
それは、陽子・リンの姉弟の秘密であり、楽しい遊びだった。
偶然リンが口を滑らせてしまった、陽子のクラスメイトの七瀬さんも上ることになって...
姉弟二人だけで過ごす時間がこんなにもあるのだろうか。
現実的ではないと思いつつも、それを取り巻く世界と気持ちはリアルでした。
誰もが「変わりたい」と思いながらも、踏み出した1歩は想像の範囲で、結局は踏み出せていない。
もがきながらも、自己分析し、あがいていく思春期の気持ちっていい。
解決策も正しい道もないものの、進んで行って振り返った時にちょっと誇れる時間であればいい。
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フレイ家への謝罪と、叔父婚礼のために双子城を訪れたロブ。
一方、ジョフリーの婚礼ムードに沸く王都。
二人の少年王の行く末は・・・・?
そして、北の壁では、野人と闘うジョンにも転機が訪れていた....
まさか!ここでこの子たちが脱落するとは!!!!!
いったい何が起こるかわからない、誰が主人公なのかわからない。
別々のところで起こるいろんな出来事と、人物が、少しずつ繋がっているのもすごい。
好きなのはブラエニーvジェイミーとの掛け合いが、無理とわかっていてもちょっといい感じで好きv
そして、ラストにあの人の姿が…!もう全然先が読めない!!!
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五王の戦いが一時収束し、王ジョフリーの婚礼の準備が進められる。
その中で、さんさはテリオンと結婚、アリアは母のもとへ急ぎ、
ジョンは野人の仲間のふりをしつつ、壁へ向かう。
そして、エドミュアの婚礼の為、フレイ家のもとへ向かったロブの運命は・・・・...
あちらこちらでとんでもないことが!
命拾いをするも再び捕らわれの身のサンサ、逆にアリアの力強さったら!
ジョンの男としてのあれこれの苦しみと忠誠心、
キャトリンの王の母と一人の母としての葛藤・・・
でも、まさかこんなことになるとは!
どこでだれが消えてゆくか、本当に先の読めない展開で続きが気になる!!
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本年もよろしくお願いいたします
「片耳うさぎ」 [小説]
小学六年生の奈都は古い大豪邸父の実家で暮らすことになった。
父は職探しで不在、母は祖母の看病で不在となり、形見の狭い屋敷で一人夜を過ごすことになった奈都はクラスメイトの紹介で、小百合という中学生と出会い、屋敷に泊まってもらうことになる。
屋敷探検のなか屋敷に伝わる不吉な言い伝え、屋敷の人間関係を知り、更に警告のような片耳の切られたウサギのぬいぐるみに、奈都は怯えるのだが...
*****
とてつもなく大きい屋敷に居心地の悪さを感じる小学6年生の心には、とても恐ろしい出来事なのに、好奇心旺盛なさゆりが冒険(?)勇気をくれる。
言い伝え、一族の過去、親戚たちの人間関係が絡み合う。
児童書かな?とも思ったけど、複雑かつミステリーありで、大人が十分楽しめる。
「サーカスの夜に」 [小説]
僕の難病が両親を繋ぎ止めていたが、治ってしまったため離婚し、
僕はおばあちゃんと暮らすことになった。
ある日見たサーカスのチラシに幼い頃見た記憶が呼び起こされ、
興奮が止まらなくなる僕。
13歳の誕生日、僕は大好きなおばあちゃんと大家のおじさんと過ごした後、
サーカスに入団するために旅立つ....
自分の認めてもらうために前向きに健気に頑張る僕の姿勢と、
それを認め迎えてくれるサーカスの仲間が素敵。
13歳で自分の行く道を決めるという僕の心の強さもよい。
それぞれの事情を抱えながらも「お客様に楽しんでもらうため」が全ての、
このサーカスの人々は本当に素敵だと思った。
「11月のジュリエット」 [小説]
高校2年生の優香は修学旅行で乗り込んだ飛行機の中で、突然乗客が死亡していく事件に遭遇する。
運良く生き残った優香たち5人だが、この世のものとは思えない美しい容姿をした犯人4人が狙う研究データの秘密に触れてしまったため、命を狙われる。
生きる意味を問われながらも、必死に抵抗し生きようとする優香たち。
彼らは何者なのか、研究とは何か、そして優香たちの命は...
絶世の美形が出たところで映像化もあり?と思ったけれど、
その後のむごたらしい惨殺描写でナシだなと。ちょっとあまりにもあり得なさすぎる死の勢い。
ちょっとごちゃごちゃしてて、優香たちの心がメインなのか、美しい犯人たちの行動がメインなのか、一番重要なところがふわふわしてました。
キーワードの「NJ」が何なのか、それに繋がる人物と伏線が最後にあっさりちょっぴり出てきただけで勿体なかったかな。
「死神の精度」 [小説]
1週間、「死」の見極めをする、死神。
音楽をこよなく愛し、クールで、ちょっとズレのある、死神・千葉。
彼が見極めた6人の人物との6篇....
なかなかカッコいいじゃないですか!
常に冷静で仕事は真面目にこなし、音楽を愛し、本人も気づかないうちに何故か深入りしてしまう・・・
死を確定する「可」の判断を下すにも、適当でなくその人物の行く末をきちんと見守ろうとするところもいいv
6篇の時間経過だそれぞれあり、最後には「ああ!」とにやりとしてしまい、ちょっとほろりとしてしまいました。
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「蹴りたい背中」 [小説]
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 410 円
クラスで外れているハツは同じく外れているにな川にふと話しかけたことから、
彼がモデルのオリテャンに夢中であることを知り、
そんな彼のオリチャン好きに付き合わされることになるのだが....
上手く笑っていれば仲間に入れてもらえるのに、、、あえてそれをしないハツの姿勢は素敵。
ただ見ていて辛い時もある。
同じくして独りのにな川はそんなこと気にせず、ただただ「オチチャン」に夢中。
ハツのもやもやした気持ち、そのやり場を「蹴りたい背中」としたのには納得。
誰もがどこかに小さいけれども狂気を持っていて、それは愛情でもあり侮蔑でもあり、
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タグ:本
「乱鴉の饗宴 上 (氷と炎の歌 4)」 [小説]
少年王ジョフリーの死後、王座を守ろうとする太后サーセイ、鉄諸島では王座をかけて争う兄弟たち、
名を変えリトルフィンガーのもとで暮らすサンサ、兄に会うため壁へ向かうアリア。
王のいない七王国での次の王を巡り、戦火は広がってゆく....
主要人物だった王の肩書を持つジョフリー、ロブ、タウイン、ベイロン九世などがあっけなく死んだため、
その後釜を狙っての戦いが、いよいよ激しくなる。
悪女イメージのサーセイがヒステリックに地位を守ろうとする様子や、
相変わらず逞しいアリアが魅力的です。
箱に入ってばかりいたサンサがどう変わっていくのかも気になる。
主人公なんていない、いつ誰が脱落してもおかしくない展開に目が離せないです。
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「宇宙のみなしご」 [小説]
こっそり真夜中の屋根に上る。
それは、陽子・リンの姉弟の秘密であり、楽しい遊びだった。
偶然リンが口を滑らせてしまった、陽子のクラスメイトの七瀬さんも上ることになって...
姉弟二人だけで過ごす時間がこんなにもあるのだろうか。
現実的ではないと思いつつも、それを取り巻く世界と気持ちはリアルでした。
誰もが「変わりたい」と思いながらも、踏み出した1歩は想像の範囲で、結局は踏み出せていない。
もがきながらも、自己分析し、あがいていく思春期の気持ちっていい。
解決策も正しい道もないものの、進んで行って振り返った時にちょっと誇れる時間であればいい。
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タグ:本
「剣嵐の大地 (下)」 [小説]
剣嵐の大地 (下)〈氷と炎の歌 3〉(ハヤカワ文庫SF1878)
- 作者: ジョージ・R・R・マーティン
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/10/23
- メディア: 文庫
フレイ家への謝罪と、叔父婚礼のために双子城を訪れたロブ。
一方、ジョフリーの婚礼ムードに沸く王都。
二人の少年王の行く末は・・・・?
そして、北の壁では、野人と闘うジョンにも転機が訪れていた....
まさか!ここでこの子たちが脱落するとは!!!!!
いったい何が起こるかわからない、誰が主人公なのかわからない。
別々のところで起こるいろんな出来事と、人物が、少しずつ繋がっているのもすごい。
好きなのはブラエニーvジェイミーとの掛け合いが、無理とわかっていてもちょっといい感じで好きv
そして、ラストにあの人の姿が…!もう全然先が読めない!!!
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「剣嵐の大地(中)」 [小説]
五王の戦いが一時収束し、王ジョフリーの婚礼の準備が進められる。
その中で、さんさはテリオンと結婚、アリアは母のもとへ急ぎ、
ジョンは野人の仲間のふりをしつつ、壁へ向かう。
そして、エドミュアの婚礼の為、フレイ家のもとへ向かったロブの運命は・・・・...
あちらこちらでとんでもないことが!
命拾いをするも再び捕らわれの身のサンサ、逆にアリアの力強さったら!
ジョンの男としてのあれこれの苦しみと忠誠心、
キャトリンの王の母と一人の母としての葛藤・・・
でも、まさかこんなことになるとは!
どこでだれが消えてゆくか、本当に先の読めない展開で続きが気になる!!
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タグ:本