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本年もよろしくお願いいたします
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「ふたごのでんしゃ」 [こども]
「べんけい」と「うしわか」は町の西と東を行き来する双子の電車。
毎日、通勤通学と大活躍、子供たちにも親しまれていました。
ところが、だんだん車が増え、電車通りを走るようになり、
双子の電車は思うように走れなくなりました。
そして、利用客も減ってゆきます。
とうとう廃止に追い込まれた双子の電車、どうなってしまうのでしょうか....
世の中の進歩によって、消えてゆくものは沢山ありますよね。
それが、どんなに沢山の人に親しまれていたとしても。
でも、ただ無くしてしまうのではなく、後世に残る形になった双子の電車。
それは、電車図書館。
こんな楽しい建物の図書館なら子供達も大喜びですよね。
お話も良かったのですが、作者の後書きがとてもよかったです。
図書館は子供たちのためでもあるから、お金をかけて市街地に作るのではなく、
子供が気軽に行ける場所に作って欲しい・・・・。
本離れと言われるのは、本が近くにないから。
近くにあれば、子供たちは絶対に楽しく読んで、本が好きになるはず。
・・・・と、思いましたが。
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