「精霊の守り人」

精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド)

• 作者: 二木 真希子
• 出版社/メーカー: 偕成社
• 発売日: 1996/07
• メディア: 単行本

女用心棒、バルサは帝の第二皇子チャグムの命を助けた事から、用心棒になる。
チャグムには不思議な力が宿っているようだが、それを恐れて父帝に命を狙われたのだ。
追っ手を振り切り、呪術師のところへ逃げ込んだバルサは、
チャグムに宿るものが百年に一度卵を産む精霊＜水の守り手＞だということを知る.....


こんなにカッコいいバルサに惚れますよ！
ファンタジーの主人公は低年齢化してますけど（笑）、
こういう主人公は安心しながらも、ドキドキし、自分の年齢に近い分、苦い思いや素直になれない部分にも共感をもてます。
チャグム皇子のお坊ちゃんさが最後では強い男らしさに変わってゆくのも、見もの。
とっても読みやすいのに、物語は奥が深く、どんどん惹き込まれました。

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